ソラマメブログ

2007年12月14日

Avilion に 恋して最終回

 小説編 前々日から、読んでください^^

  Avilion に 恋して 第3回

Avilion に 恋して最終回


  「 さきほどから、風が、まったく、ありません。

    あたしたちは、鳥とはちがい、風がなければ、飛ぶことは、できません。

    もし、夜明けまでに、風がなければ、

    あたしたちは、葉の裏より、力つきて、

    地面に落ちて、死んでしまいます。

    どうか、風の精霊さんに、風をおこしてくれるよう、お願いしていただけませんか 」

  ・・・ と

  風の精霊の会議 が、終わるのは、明日の朝、

  かといって、自分には、はるか 上空の彼方 の 風の宮殿 に、いく方法はない

  しかし、このままでは、彼女たちは死んでしまう」。

  彼は、気づいた。

  昔、彼も、この状況に出くわしたのだ。

  彼は、選んだ、

  もし、永遠に、 この地から 出られないならば、

  一陣の風になって、蝶の少女たちを、海の向こうへと導いてやろう

  ・・・と

  彼は、目をつむり、海へと飛び出した。


Avilion に 恋して最終回


  身体が,灼けつくように、熱くなる。

  彼は、そのとき、死を実感した。

  苦しみの中、蝶の少女たちを、見ると、

  彼女たちは、涙を流し、海へと飛び出していく。

   ああっ、彼女たちは、これから、海を渡るんだ。

   ぼくの代わりに、世界を旅し、見知らぬ国々を、見てくれるんだ。

  彼は、安らぎの中、彼女たちに微笑みかけた。

  だが、彼は、自らの死とは逆に、

  身体中に、力がみなぎってくるのを感じた。

  彼は目を開けた。

  陽の光を受けて、大きな翼が、金色に染まって見えた。

  そして、彼は、それが、自分の身体から 延びていることを知った。

  蝶の少女たちは、口々に告げる。

  我が身をていして、助けてくれたあなたに、

  蝶の女王が、夫の 風の精霊王に、かけあってくれたのです。


Avilion に 恋して最終回


  気がつけば、Avilionの島 は、遠く海の彼方になっていた。

  「 風の精霊 さん、あたしたちと、いっしょに、いきましょう 」

  蝶の少女たちは、彼に、そう、ささやきかけ、やさしく微笑みかけた。


                                END
      Avilion シリーズは、、これで終了^^
              読んでくれて人、本当にありがとう^^

      次回からは、オーナーとは、まったく関係ないんだけど、
                       けっこう、いいお店、紹介していきます^^

  
 Enju の 追加通信 の コーナ リピート

    あたしの 創作扇 の、紹介 3回目


Avilion に 恋して最終回
    
    巴御前 です^^

    もちろん、花びらの エフェクト 付 です。

    朝日将軍 木曾義仲 の奥さんです。
    華麗さと、女武者としての、力強さ を イメージしました^^
    
    75 L$ で、売っています^^

  ぜひとも、お越しください^^


  あたしのブーツ (扇) 屋さんの場所

  本店
    http://slurl.com/secondlife/Sannomiya/238/175/40
 
  2号店
    http://slurl.com/secondlife/freetown/142/153/29

  フレの アリスの クラブ PeppermintBlue    
    http://slurl.com/secondlife/OsakaUMEDA/12/180/52

             
                                   Enju Shilova

  



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Posted by Enju Shilova at 19:08│Comments(0)観光
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