ソラマメブログ

2007年12月13日

Avilion に 恋して 第24回


  前日の、第23回からの続き^^

  Avilion に 恋して 第2回


  彼は、木の精霊王に、会いに行った。


Avilion に 恋して 第24回


  彼は言う

  「 確かに昔、この地を旅立った 妖精はいた。

    だが、彼は、鳥になったのではない。

    彼は、朝日の中、一筋の 海へと向かう風になったのだ 」

  それは、つまり、死ななければ、この地を、離れられない。

  こと

  彼は、絶望する。

  彼は、念のため、水の精霊王に、会いに行った。


Avilion に 恋して 第24回


  しかし、王は、

  魚になって、世界を旅することを、勧めるだけで、

  鳥にして、大空を舞う夢は、かなえてて、やれないと、きっぱり、断った。

  彼は、家に帰って、考えた。

  あさってには、風の精霊の会議が終わる

  終われば、風の精霊王も、この地に戻ってくる。

  尋ねれば、何か、わかるかもしれない。

  しかし、彼は、内心、わかっていた。

  おそらく、木の精霊王と同じ。

  さらに、それは、鳥になり機会を、逃すこと・・・

  彼は、いてもたっても、いられずに、東へと飛んでいった。


Avilion に 恋して 第24回


  ただ、昔、自分と、同じ想いを抱た仲間の、死に場所を見るために・・・

  彼が、東の端についたのは、

  もう、夜のベールが、光の泡となって消えかかる、ほんの少し前。

  彼は、その時、木々の間から、少女たちの泣き声を、きいた。

  木々の間、羽化途中の 蝶の少女の 泣き声だった。

  少女は、涙ながらに、うったえる。
  
                          (続く)

 Enju の 追加通信 の コーナー  リピート

    あたしの 創作扇 の、紹介 2回目


Avilion に 恋して 第24回
    
    義経 です^^

    もちろん、花びらの エフェクト 付 です。

    昨日の、静御前 とは 対です。
    パーツを、前後に、振り分けることによって、
    義経 の 八艘跳び を イメージ してみました^^
    
    75 L$ で、売っています^^

  ぜひとも、お越しください^^


  あたしのブーツ (扇) 屋さんの場所

  本店
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                                   Enju Shilova
      



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Posted by Enju Shilova at 19:08│Comments(0)観光
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